がんばろう日本!

当社で手掛けた築20年にもなる純和風の入母屋造りの家に、海岸から約2キロあるにもかかわらず、東日本大震災による大津波が襲ってきました。

しかし、日本の伝統工法の家は地震にも津波にも負けませんでした

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ただ、周りは残念ながら何も無くなってしまいました。やはり津波とは恐ろしい化物です。何もかも奪っていったのです。

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  見に来たほとんどの人が「住むのは無理だろう」と諦めていたそうです。

そしてこの建物は全壊と判断されました・・・。

 

 

 

しかしexclamation×2

施主様の強いご希望により『この建物は気に入っている出来るなら再生して欲しい』と、

ありがたい御言葉を頂きました。

私たちは、建築のプロです。ただ組立てる素人でも出来るような家づくりを我々はしていません。

地場の工務店・本当の大工職人だから出来るこの難題に挑むことにしました。

 

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まず、この瓦礫を撤去しなければなりません。そして・・・。

 

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ボランティアの方達とみなさんの御協力で周囲の瓦礫は綺麗に撤去され消毒も完了されました。

撤去されると尚更津波の被害が明らかになってきました。

 

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手造りによる墨付け加工された材料を使います。まず被害を受けた部分を再生しました。

 

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次に傾いた2階部分をジャッキアップ、レベル調整しながら、新しく組み立てた構造部分に合せました。

 

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ひとまず骨組み部分は再生され一安心となりました。

 

 

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化粧屋根を施工中です。入母屋造りですので、軒先部分は反りが重要です。もちろん機械加工は出来ませんので、すべて人の手で加工しました。

 

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大体原型が戻ってきた感じがしました。

 

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玄関の部分は持出梁にしました。庇部分は銅板葺きです。瓦工事も始まりました。

 

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もちろん手(グー)WB工法手(グー)はリフォームも対応してますので、WB工法の工事となります。

普通一般的にはグラスウール断熱材を使いますが、WB工法は高性能のミラフォーム断熱材を使用して、通気層を作ります。

 

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壁際には、WB工法用のバリアヘルスを設置します。今は寒いので普段は通気口が閉じていますが、暖かくなると、熱を感知して自動で写真右側のように開き、壁の中の熱くなった熱を床下の冷たい空気が通気層を通り、熱を外へ逃がしてくれる役割をします。そのときに独自の透過性の壁から湿気や臭い・有害物質等も逃がしてくれます。

 

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内壁をすべて取り壊し、既設のグラスウール断熱材をすべて撤去。新しく高性能断熱材を取り付けます。

 

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断熱材は隙間なく家全体を覆います。

そして何よりWB工法独自の通気層によって、冬は暖かく結露がなく

夏は涼しく快適な湿度を保って過ごせるのです。

 

 

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天井は、建材は使わず自社で加工した無垢材を使用します。

 

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左側が自社加工の無垢材で、右側が一般に使われてる天井建材です。

 

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一階の内装は京壁ではなく健康にいい珪藻土を使用しました。

 

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震度6強にも巨大津波にも耐えてくれた棟瓦(上側)を、WB工法仕様のため、一旦解体します。そして、自動熱感知機能がついた手(チョキ)ハットヘルス手(チョキ)をセットしました。ちなみに奥の方に見えるのが2キロ先の今は静かな太平洋です。ご覧の通り何も無くなりましたもうやだ〜(悲しい顔)

 

 

 

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おかげさまでお客様のご要望通り2011年3月10日の時と同じように元通りに再生完了いたしました。

さらに、WB工法住宅としてアップグレードもいたしました。

 

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ほとんど新築と変わりませんが、あの新築特有のツーンとした匂いふらふらが、まったくありません。

きちんと透過のチカラが機能してしていることが分かりますわーい(嬉しい顔)

 

今は、耐震性についてほとんどの人が注目していますが、目に見えない室内環境が、どれほど恐ろしいものなのか。本当に24時間換気システムがあるから大丈夫でしょうか?空気を循環させてるダクト中の埃・カビ等は一般の人が掃除が出来ますでしょうか?

健康についても注目してみてはいかがでしょうか

 

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